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  1. 授乳・離乳の支援ガイド ~離乳編~ /若林由香里

授乳・離乳の支援ガイド ~離乳編~ /若林由香里

離乳食に悩まれるお母さんは多いですよね。形態は?大きさは?柔らかさは?や、せっかく作ったのに食べてくれない、逆にどこまで食べさせて良いの?など、悩みは尽きません。

離乳の支援は、子どもの健康の維持、成長・発達の促進、健やかな母子・親子関係の形成、育児に自信が持てるようにするのを基本としています。子どもそれぞれの個性に合わせて、離乳を進めていきましょう。
 
 

離乳とは?

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子どもの成長に伴い、母乳または乳児用調整粉乳だけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、乳汁から幼児食に移行する過程を言い、その時に与える食事を離乳食と言います。
 

離乳ガイドラインの変更・追加 5つのポイント

①離乳の開始時期と完了時期の目安の見直し
開始時期を生後5か月になった頃から生後5、6か月頃に、完了時期を生後13か月を中心とした12~15か月頃から、生後12か月~18か月頃と幅ができました。
 
②離乳食の区分がなくなった
子どもの食欲や成長、発達の状況に応じて調整するとなりました。

③離乳開始の量の目安がなくなった
1回あたりの目安量の記載がなくなり、子どもの様子を見ながら1日1回1さじずつ始めましょうとなりました。

④離乳食準備がなくなった
離乳食の開始前に果汁を与える指導もあったが、母乳や乳児用ミルクの摂取量が減ること、栄養学的意義が認められないので削除されました。

⑤早産児の離乳食開始時期について記載
早産児は生まれた日ではなく、出産予定日を基準にして離乳食を開始すると記載されました。

 

ベビーフードの活用と留意点

平成27年乳幼児栄養調査で、離乳食について何かしらの困ったことがあると回答した保護者は74.1%、作るのが負担、大変と回答した保護者は33.5%でした。
 
理想を言えば、離乳食は手作りが望ましいのかもしれませんが、負担軽減を考えるとベビーフード等の加工食品を上手に利用することも必要です。
 
ベビーフードを利用されるときには、子どもの月齢にあった合ったものを選び、一口食べて確認をし、手作りする際の参考にしましょう。そして、品名や原材料を確認し、主食、主菜、副菜が揃うようにし、食べ残しや作り置きは与えないよう注意が必要です。
 
 

食物アレルギーの対応について

食物アレルギーを心配するお母さんは少なくありません。しかし、食物アレルギーを心配して離乳食の開始時期やアレルゲンとなる食物の摂取を遅らせることで予防につながるという医学的根拠はないので、目安となる時期に食べさせるようにしましょう。もし食物アレルギーが疑われる場合には、自己判断せずに必ず医師の判断に基づいて離乳食を進めてください。

今回の改定で、離乳食初期(生後5、6か月頃)に卵黄が追加されました。卵黄を与えるときは、離乳食になれた1か月ほど経った頃に沸騰してから20分茹でしっかり加熱した卵黄の真ん中を耳かき1杯程度から始めてください
 
 

手づかみ食べで食への興味を育もう

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離乳食は子どもの発達段階に応じて、進めていきますが生後9か月頃になると手づかみ食べが始まります。子ども自身のペースに任せていると食事に時間がかかったり、後片付けが大変になったりしますが、子どもの食べる意欲を育みます
 
手づかみ食べは、目で確かめて、手指で温度や固さを確かめ、前歯かじりとり一口量を覚えます。目と手と口の協調運動を繰り返すことにより、おはしやスプーンを上手に使えるようになっていきます。持ちやすいおにぎりやおかず、野菜を用意し、汚れてもいい環境を作り、子どもの食べる意欲を育んでください。
 
食べることは生きる上での基本です。共食を通じて、コミュニケーションを図り、食べる楽しさを経験させて、食の土台を作っていきましょう。


 
少子化や核家族という環境、インターネットや本などの情報過多な中で生じる不安や悩みに対しサポートしてくれるところはたくさんあります。抱え込まずに、様々な機関を利用しましょう。
 
食に悩んだら管理栄養士へ相談を!
当協会では、おひとりおひとりに合わせたサポートを行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
 
 

2019年10月16日

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