• トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  • メンバーブログ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  1. 現役病院管理栄養士による「塩分と高血圧」のこわい話/五十嵐栞奈

現役病院管理栄養士による「塩分と高血圧」のこわい話/五十嵐栞奈

こんにちは。急性期総合病院で勤務する、管理栄養士の五十嵐 栞奈です。
 
今年の夏、とても暑かったですね。暑い夏には「熱中症予防に、塩分補給!」と耳にする一方で、「塩分はとりすぎちゃダメ」という言葉も聞いたことがありますよね。
結局、塩はとった方がいいの?とらない方がいいの?と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
 
そこで病院管理栄養士の視点から、「塩分と高血圧」について連載でお伝えします。


高血圧を予防する「塩」について基本のき

2021.10.6_コラム画像1.jpeg
塩は、ナトリウムなどのミネラルで出来ています。
 
人体に一定の割合で塩分が含まれており、
  • 体内の水分バランスを維持する
  • 神経や筋肉の動きを調整する
  • 栄養素の吸収をサポートする
など、体の機能を維持するうえで必須な働きをしています。
 
しかし塩分をとりすぎると、血液の濃度を一定に保とうと血液中の水分量が増え、結果的に体内を循環する血液量が増加します。
血流量全体が増えると、血管を押す力が強くなり、血圧を上げてしまうと考えられています。

 
 

意外と知らない「塩と食事」の関係

2021.10.6_コラム画像2.jpeg

普段の食習慣を振り返って、下記に当てはまるものはありませんか?
 
  • 忙しい、料理が苦手、と毎日外食や弁当、お惣菜を食べている
  • とにかく濃い味好きで、何でも醤油やソースをかける
  • 麺類が大好きで、ラーメンは汁まで飲み干す
  • ごはん(お米)のおともがないと、ごはんが食べられない
  • スナック菓子など塩気の多いお菓子が好きで、一回に一袋は完食
  • 夏はスポーツドリンクや塩飴をしっかり摂っている
 
当てはまる項目がある場合は、とくに塩分のとりすぎの可能性が「大」。意識をして「節塩」をしないと、高血圧をはじめとした生活習慣病のリスクが高くなります。
 
 
下の表をご覧ください。
 
20211006_コラム表1.jpeg
 
実は、日本人のほとんどが塩分をとりすぎていることがわかると思います。「そんなに塩は使ってないけど」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、さきほどの習慣にあまり当てはまらない方でも、知らず知らずのうちにたくさんの塩分を摂取しています。
 
特に、外食、市販の惣菜や弁当、麺類の汁、ごはんのおとも、加工食品、ドレッシングなど便利な調味料などから、意識せずとも多量の塩分をとっているのです。
 
 
 

管理栄養士が教える高血圧にならない食の意識ポイント

2021.10.6_コラム画像3.jpeg

そもそも「血圧」とは、心臓から送り出された血液が、血管の壁を押す圧力のことをいいます。「血圧が高い」ということは、血管の壁に高い圧力、負荷がかかっている状態です。水道(血液)とホース(血管)をイメージいただくと想像しやすいかもしれません。

そしてこの状態が続くと、血管が傷つき、硬く、狭く、もろくなってしまいます。これを動脈硬化といいます。
 
動脈硬化が進行し、血管が狭くなったり、血栓ができて詰まったりして血流が完全に妨げられると、その先に栄養・酸素が行き届かなくなってしまいます。これが大きな血管で起こると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞といった状態になります。
 
脳梗塞や心筋梗塞を予防する、あるいは再発させないためには、「血圧のコントロール」がとても重要です。
 

 
高血圧治療ガイドライン2019にて、成人における血圧値の分類は表のように設定されています。
 
2021.10.6_コラム表2.jpeg
今回のガイドラインより、正常血圧、正常高値血圧の基準は厳しくなりました。
これは、血圧120/80mmHg未満の人と、それ以上の人では、脳心血管病死亡リスクが2倍に高まることが明らかとなったためです。
 
 
高血圧や、動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞の予防において重要なことは
・自分の血圧の状態を知っておくこと
・高血圧を予防/改善すること        
です。
 
まずは健康診断の結果などから、自分の血圧を把握しましょう。そして現在の高血圧疾患の有無に関わらず、すべての方において今より少しでも減塩することをおすすめします。

 
次回はよくある食品の塩分量や、減塩の方法についてお伝えします。

 

担当管理栄養士:五十嵐栞奈

 
 
参考文献
 

2021年10月 6日

< 前ページ  |  一覧へ戻る  |  次ページ >

最近の画像

お問い合わせ

このページのトップへ