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  1. スープで旅するgo to 世界旅行 Vol.2 ~中国編~/木村みえこ

スープで旅するgo to 世界旅行 Vol.2 ~中国編~/木村みえこ

ステイホームや外出自粛を要請されるようになって1年が経とうとしています。「この1年で生活はすっかり変わった。」という方も多いのではないでしょうか。外食は避けてgo to eat を利用することが増えたり、自宅で料理に挑戦する機会が増えたという方もいらっしゃると思います。

まだまだ油断できない状況が続いていますが、簡単でおいしいスープを作ってまだ見ぬ土地へ想いを馳せたり、旅行の思い出に浸って楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
 
以前のコラムでも世界のスープを紹介しましたが、今回も3回のシリーズで国ごとのスープを紹介しながら疑似旅行へと誘いたいと思います。今回はお隣の中国のスープを見ていきましょう。

 

蛋花湯(中華スープ)

蛋花湯.jpg
日本で「中華スープ」といえば、この卵のスープがよく知られていますね。
スープの味のベースは鶏ガラ、これは日本でも同じで、日本の場合はワカメが入っていることが多いのですが、本場中国では卵のほかに鶏肉が入っていることも多いのだとか。

作り方はとても簡単で、鶏ガラに醤油や塩、こしょうで味付けして水溶き片栗粉でトロミをつけたら溶き卵を加えるだけ。この寒い季節には生姜を入れるのもおすすめです。
卵や鶏肉は、滋養が高く胃腸にも優しいのでコロナ疲れの体にしみわたります。疲れた日や、忙しい日の1品にいかがでしょうか。

 

酸辣湯

酸辣湯.jpg
日本でも大人気の酸っぱくてスパイシーなスープ。
日本では辛くするためにラー油や豆板醤を使うことが多いのですが、本場中国では地域によって辛味が2種類あるのだそうです。

四川省では唐辛子をしっかりと効かせたもの、上海などではこしょうをたっぷり効かせたものがスタンダードなのだとか。本場の酸辣湯を食べ比べてみたくなりますね。さらに、スパイスを入れたらアクを取らないのもおいしく作るコツなのだそうです。

自分で作るにはハードルが高そうな酸辣湯ですが、中華スープに好みの食材をプラスするなど、少しアレンジして辛味と酸味をプラスすればできあがり。辛味であるスパイスや酸味である酢の種類を変えて味に変化を持たせたり、自分の好みの味を見つけるのも「おうち時間」を楽しむのにおすすめです。

 

雲吞スープ

雲吞スープ.jpg
雲吞スープも日本ではおなじみのスープですが、自分で作る機会はあまりないかもしれませんね。こちらも中華スープと同じく鶏ガラに味付けすると簡単においしくできるのですよ。

雲吞の皮は市販されていますが、小麦粉と油、お湯があれば簡単にできるので、この機会に「皮から作る」なんてことに挑戦するといいかもしれません。
具は豚のひき肉やえびがポピュラーですが、季節や体調に合わせて具を変えてみるのもいいでしょう。雲吞以外にも野菜やきのこなどを入れるとバランスがよくなり、ボリューム満点の立派な食事に変身します。


 
いかがでしたか。今回はお隣の中国のスープを紹介しました。
日本にも「miso soup」という素晴らしいスープがあります。みそは発酵食品で、腸内環境をよくする善玉菌を元気にする作用があるといわれています。ストレスがたまりがちなカラダをいたわり、少しでもストレスの軽減ができるように具がたっぷり入ったスープを楽しんでみませんか。


担当管理栄養士:木村みえこ



参考文献
  • 三城円「食べながらやせるすごい方法」サンマーク出版(2019)
  • 荻野恭子「世界の味をおうちで楽しむ旅するスープ」ナツメ社(2019)
  • 沼野恭子「世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理」東京外国語大学出版会(2018)
  • 佐藤政人「世界のスープ図鑑」誠文堂新光社(2020)
  • 吉川信 佐藤弘 「東洋医学の基本講座」成美堂出版(2016)


2021年2月24日

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