• トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  • メンバーブログ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  1. 食から考えるSGDs〜私らしくエシカルライフ〜/矢村千紘

食から考えるSGDs〜私らしくエシカルライフ〜/矢村千紘

こんにちは。エシカルライフを楽しむ管理栄養士、矢村千紘です。
前回は、SDGsの取り組みのひとつである「食品ロスを減らす」について、キッチンからできる事をお伝えしました。SDGsを自分ごととして捉えるきっかけになっていたら嬉しいです。
 
今回は、食にまつわる「使い捨てを減らす」ことについて考えていきたいと思います。
 

10月は3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間

20211020コラム画像1.jpg
SDGs目標12のターゲットの1つに「2030年までに廃棄物の発生を大幅に削減する」というものがあります。
世界では日々大量のごみが発生し、その焼却により発生する二酸化炭素が問題視されています。また、適切に処理されないごみによる環境汚染や、他の生き物の命を脅かす事も指摘されています。
 
ごみ削減の取り組みのひとつが、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字をとった3R(スリーアール)運動です。実は、この順番も大事で、まずはごみになるものを減らし(リデュース)、まだ使えるものは使い続け(リユース)、どうしてもごみになってしまうものは資源として再利用する(リサイクル)という考え方になっています。
 
リサイクルに取り組んでいる人は多いと思いますが、それに加えて、1回切りで使い捨てているものに目を向け、過剰な包装や不要な付属品は「貰わない」という意識も大切にしていきましょう。

 
2020年7月から始まったレジ袋有料化は、不要なものを受け取らないという意識づけになり、マイバッグを持参する人が増えました。政府の取り組みでも「ワンウェイプラスチックの使用削減」が戦略として掲げられています。

毎年10月は、環境省や消費者庁など関係8省庁が、3R推進月間として普及啓発活動をしています。各自治体でも関連した取り組みをしているので、広報誌やホームページを見てみてくださいね。

 

身近な「使い捨て」に気づくことから

20211020コラム画像2.jpg
食にまつわる「使い捨て」について、見直しポイントを二つあげました。
 
レジ袋
買い物の時だけではなく、コンパクトなマイバッグを常に鞄に忍ばせている人も多いのではないでしょうか。私もその1人です。
素敵なエコバッグがたくさん出回り、おしゃれで持っていて気分が良いもの、持ち歩きやすいもの、洗えて衛生的なもの、選択肢は多くあります。丈夫で修理でき、土に還るようなコットンやヘンプ(麻)素材を選ぶことも、大切に使い続けるコツです。

3Rの観点からみると、わざわざエコバッグを購入しなくても良い場合もあります。大きめの鞄やリュックでも良いですし、すでに家にある使い古しのビニール袋でも良いと思います。あれもこれも可愛くてエコバッグばかり揃えると、不要になる可能性が高くなりますので、ここでも「必要な分だけ」という意識を持ちましょう

 
保存袋
これもキッチンではよく使う人も多いのではないでしょうか。
まとめてカットした野菜を一時的に保存したり、お肉の下味をつけて保存しておいたり、浅漬けを作るのに使ったりと、便利で一般家庭に浸透しているものの一つです。
 
少し視点を変えてみると、ステンレス製のトレイやボールで代用できることもありますし、しっかりした材質の保存袋であれば、洗って繰り返し使うこともできます
私も最近はシリコンタイプの物を使ってみていますが、冷凍も可能で電子レンジやオーブンにも使え、とても便利だと感じています。

 

大切なのは断る勇気と続けること

20211020コラム画像3.jpg
毎日の食に関するところに目を向けてみると、使い捨て、不要なのにもらっているものに気づくことができます。使い捨ての箸やストローが自然と付いてきたり、無料だからと、なんとなく紙ナプキンを多めにもらった経験はないですか。
「いりません」と断るのに最初は勇気がいるかもしれませんが、だんだんと習慣になれば「貰わない」「断る」ことが自然と出来てくるはずです。
 
前回もお伝えした通り、ひとりのアクションは小さく無意味に感じるかもしれませんが、世界をあげて取り組むSDGsはこの小さなアクションが、大きく広がっていく可能性があります。
 
「エシカル」とは「倫理的な」という意味を持ちます。一人一人が少しの思いやりを持つことで、環境にも健康にも社会にも良い循環が生まれ、SDGsを後押しするのではないかと私は考えています
日々の「食」にまつわる行動から自分にできることはたくさんあります。しかし、いくら環境や社会に良いからといってルールに縛られ、自分を犠牲にすることはありません。何をもって楽しいと感じるのか、気軽に取り組めるのか、これは今の自分の考え方やライフスタイルによっても変わってきます。

 
無理なく取り組むためには、人生や食に対する自分の価値観を知ることは大切です。SDGsをきっかけに自分と向き合う時間を作って、あなたらしいエシカルライフを始めてみませんか。


担当パーソナル管理栄養士:矢村千紘


参考文献


妊娠糖尿病だった管理栄養士が実践!日常生活のポイント②運動編
妊娠糖尿病だった管理栄養士が伝授!糖との付き合い方①
妊娠糖尿病だった管理栄養士が伝授!糖との付き合い方②
血糖値コントロールでアンチエイジング!おやつ習慣のポイント
妊娠糖尿病だった管理栄養士が伝授!血糖コントロールとお通じ改善のポイント
血糖値コントロールでお口美人を目指す!歯周病と血糖値の深い関係

2021年10月20日

< 前ページ  |  一覧へ戻る  |  次ページ >

最近の画像

お問い合わせ

このページのトップへ