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  1. 薬膳のプロが教える!心がザワついた時に食べたい薬膳食材3選/相川朋世

薬膳のプロが教える!心がザワついた時に食べたい薬膳食材3選/相川朋世

新しい1年が始まる4月まで、あと2ヶ月となりました。入学、入社、転職などわくわく感もありますが、不安もありますよね。また、まだいろいろと生活が制限される中で、心が疲れてしまっている人もいるかもしれません。

今回のコラムでは、不安でザワザワした心を落ち着かせる薬膳食材を紹介します。

 

心がざわめく原因

20220202_コラム画像①.jpg
心がざわめく原因はいろいろとありますが、中医学では五臓の「心(シン)」という臓器と関わりがあると考えます。心の働きは血液を全身に巡らせるほか、感情などの精神活動、思考、意識などを司る働きもあります。
 
その働きが低下すると、不安感やくよくよと思い悩む、無気力になってしまいます。また、睡眠にも関わり、眠るのに時間がかかったり、悪夢をよく見るということが起こります。
 
慢性的なストレスは心の働きを弱めてしまいます

 
 

国際中医薬膳師が推奨する!心を落ち着かせる薬膳食材3選

20220202_コラム画像②.jpg今回は、3つの薬膳食材をご紹介します。
 
●ハスの実
20220202Sn-CuBic②蓮.JPG
ハスの実には「養心安神」といい、心のケアをして心身不安を解消する働きがあります。中華食材として乾燥したものが売っています。あらかじめ水に漬けておき、お味噌汁や鍋に入れたり、ごはんと一緒に炊いて食べることができます。また、最近ではシロップ漬けになったものがあるので、疲れやストレスを感じるときにそのまま食べることができます。
 
 
●なつめ
20220202Sn-CuBic①ナツメ.JPG
薬膳食材として有名ななつめも、心のケアをする薬膳食材の一つです。心身の疲れを回復して気と血を補うとともに、不眠を解消する働きもあります。

乾燥したものをそのまま食べたり、ちぎってお湯を入れるとほんのり甘いなつめ茶になります。「1日3個食べると年をとらない」と言われ、老化防止の食材としても有名です。普段から食べていると疲れ知らずになれるかもしれません。
 
●牡蠣
牡蠣にも「養心安神」の効果があります。漢方薬では牡蠣の殻が砕かれたものが不眠・精神安定の生薬とも使われ、身にも十分な効果があり、心を穏やかにしてくれます。また、ヨーロッパでも「海のミルク」といわれ、ビタミンB12や鉄、味覚に栄養する亜鉛なども含まれています。老化にかかわる腎のケアもしてくれるので、老化防止や更年期で不調の方にもオススメです。

ほかにシジミなどの貝類も同様の効果があるので、シジミ汁や酒蒸しにして食べるのもいいです。シジミは牡蠣と同様の栄養その他、アミノ酸の一種で成長ホルモンの分泌を促す「オルニチン」も含まれており、疲労回復や睡眠の質を改善させる働きがあります。缶詰や冷凍のものを料理に取り入れていてはいかがでしょうか。

 
 
まだまだ自粛生活が続きそうです。しかし、春は何か始めたくなる季節です。その気持ちを抑えず、心と身体をケアして存分に楽しめるように、食事で身体をケアしましょう。オススメした食材以外にブドウ、ハチミツ、ココナッツ、牛乳、ゆり根、ハツなども心を落ちつかせてくれます。心が落ち着くと、よく眠れて身体の調子も整っていきます。
 
自分に合ったものがわからないときは、当協会パーソナル管理栄養士にお気軽にご相談してくださいね。

 
担当管理栄養士:相川朋世



参考文献
  • 鳥海明子「女性力を高める薬膳ごはん」株式会社マイナビ(2013)
  • 日本中医食養学会「現代の食卓に生かす「食物性味表」改訂2版」㈱燎原書店(2014)
  • 新しい食生活を考える会「商品解説つき 八訂準拠 ビジュアル食品成分表」大修館書店(2021)


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2022年2月 2日

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