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  1. 中小企業こそ健康経営が必要!運動の取り組みを健康経営に携わる管理栄養士が解説/河村桃子

中小企業こそ健康経営が必要!運動の取り組みを健康経営に携わる管理栄養士が解説/河村桃子

健康経営エキスパートアドバイザー×管理栄養士の河村桃子です。

前回は中小企業における健康経営の3つのメリットをお伝えしました。健康経営で大事なポイントは、生産性向上といった企業側のメリットだけを追求するのではなく、従業員が生き生きと働けるために投資をすることです。
 
メリットはわかっても実際に何をしたら良いかわからないという方のために、今回は運動面での取り組みについてご紹介します。
 
 

「適度な運動」が生産性を上げる?

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勤務中に体を動かす機会が減っている一方で、「仕事が忙しい」「体が疲れている」といった理由からに運動する気になれないという方が多くいます。運動不足が続くことで体や心の調子が悪くなり、生産性が下がってしまう可能性があるため、健康経営では体を動かす機会を積極的に作っていく必要があります。
 
運動することのメリットは、神経伝達物質のひとつであるセロトニンの分泌が促進されることです。セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われ、セロトニンが増えることで精神状態を安定させ幸福感や満足感を感じやすくなります
特にウォーキング、ジョギング、ラジオ体操など一定のリズムを刻む運動をすると分泌が促進されます。実際に運動の機会を増やしたら仕事の生産性が高まったという研究結果も出ています。
 
 

はじめてみよう!運動の取り組み事例

 
●決まった時間にラジオ体操を実施
体を動かす機会を作るための取り組みとして、多くの企業が取り入れているのがラジオ体操です。朝礼や疲れが出てくる15時頃などに全身を使うラジオ体操を行い、就業時間中に体を動かす機会を作ることで仕事の効率化を図ります。ラジオ体操第一は3分程ですが、毎日コツコツと継続することで、効果が発揮されます

また、体操を行うことで怪我などのリスクが軽減され、労災災害の防止にも繋がります。

 
●オフィス内に体を動かせる場所を作る
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オフィス環境を整備することで生産性を上げる「健康経営オフィス」という考え方があります。
経済産業省より出された「健康経営オフィスレポート」では、オフィス環境において従業員の健康を保持・増進する行動は大きく7つに分類できるとされ、そのうちの1つが「体を動かす」です。
 
例えば、座りっぱなしを防ぐためにスタンディングディスクを設置する、椅子の代わりにバランスボールを用意する、運動機器をオフィス内に設置して自由に使うことができるようにするなど、オフィス内で従業員が自発的に体を動かすことができる場を作ります
 
エアロバイクやランニングマシンなどの運動機器だけに限らず、卓球台やビリヤード台といった気分転換にもなり、楽しみながら体を動かせるものを設置している企業もあります。

 
●ウェアラブル端末の配布で行動変容を促す

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ウェアラブル端末とはスマートフォンやパソコンのように「持ち運ぶ」のではなく、主に腕や服に「身につける」コンピューターのことです。ウェアラブル端末はスマートフォンと連動させることで、活動量だけでなく心拍数や睡眠等のデータを日々記録することができます。社員に無償配布することで自身の活動量など健康状態を可視化することで、自ら改善に向けて行動を起こしやすくなります
 
また、ただ配布するだけでなくウェアラブル端末のアプリを活用して歩数競争や、グループで一致団結して目標の距離を歩くなどのイベントが行えるため、運動だけでなく従業員同士のコミュニケーション促進にもなります。

 
 
今回は健康経営での運動の取り組みについて一部をご紹介しました。最近ではテレワークが増加しているため、就業時間内にオンラインでストレッチやヨガなどを行っている企業もあります。運動の取り組みは難しそうと思われがちですが、ラジオ体操であれば特別な道具は必要ありませんのですぐに取り組めそうですよね。
 
次回(4月21日)は、健康経営での「食事の取り組み」についてご紹介します。


担当管理栄養士:河村桃子


 
参考文献

河村桃子執筆コラム

2021年3月10日

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